医薬品用原料または製品の品質試験及び安定性試験など、
医薬品等にかかる各種検体の試験検査を行う業務です。
信頼される分析技術を確立し、試験分析業務を遂行します。
無菌製品や、医薬品製造設備等に細菌や真菌等が存在していないことを確認し、製造工程が正しく管理されていることを保証するため試験を実施しています。
製剤試験では、液体クロマトグラフィー、分光光度計などを用いて、含量、類縁物質、溶出試験等を実施します。用水試験では、TOC、導電率や不溶性微粒子等を測定します。
医薬品製造設備からの混入異物、付着物及び市販のクレーム品等の微小異物の同定分析を実施しています。
電子顕微鏡、ラマン分光計、顕微FT-IR等の大型分析機器などを用いて混入異物、付着物等の微小異物成分を特定しレポートします。
武田薬品工業光工場で生産されるバルク製品、製剤製品、ワクチン等に使用する原料を受入する際に理化学試験機器を用いた分析試験を実施しています。
原料・バルク製品から試験分析、安定性、参考品等の用途別にサンプリングを行います。異物を混入しないよう細心の注意で、サンプリング専用ブースにて防塵着を着用して作業を行います。
安定性試験(医薬品の温湿度等の環境要因の影響下で品質の経時的変化を評価する試験)で用いる検体及び上市された製品と同一ロットの製品(参考品)の保管・管理業務を行います。